避妊・去勢手術をする目的は様々あります。手術をすることで、望まれない妊娠を防止するほか生殖器や性ホルモンに関連する病気を防止したり、性ホルモン関連の問題行動を防止する効果があります。
その反面、手術後太りやすくなったり、手術をしても問題行動がなおらないなど希望通りの効果が得られない場合があります。
また、手術には麻酔のリスクの問題もありますので、話し合いの上、ご理解いただいてから手術を行っております。
去勢・避妊手術を受ける時期は?
生後6ヶ月以上から避妊・去勢手術ができます。ただし、ねこちゃんで男の子は、スプレー行為をする前に去勢手術、わんちゃん、ねこちゃんとも女の子の場合は乳腺腫瘍の発生率とのかかわりがあるため、初回発情を経験する前に避妊手術をされることをオススメしています。
手術の予約について
手術は予約制となっております。ご希望日の前日まで予約をお受けしています。退院日とその翌日には飼主様が手術後の様子を見られる日をお選びください。
その他の確認事項
手術当日、その後の来院までの注意事項
痛みの管理は、手術前(全身的、局所的)、手術中(全身的、局所的)、手術後(全身的、座薬)と3種類の鎮痛剤を使い、しっかりおこないます。
糸が反応を起こして肉の塊を作る縫合糸肉芽腫を起こさないよう細心の注意を払い、糸は肉芽腫が一番起こりにくいという糸を使用しております。